2019年を振り返って – 稲垣 有哉

2019年を振り返って – 稲垣 有哉

こんにちは、がっきー(稲垣有哉)です。今まで、1年間の振り返りみたいな記事は書いたことがなかったですが記録としてブログにまとめておこうと思いこの記事を書いています。

正直、私にとって2019年は色々な人から刺激を受けまくり、新たなことに挑戦し続けた1年間でした。本格的なウェブアプリケーション開発を始めてみたり、今まで一度も参加したことがなかったインターンやハッカソンに参加してみたり、会社を立ち上げたり、色々な場面で発表させて頂いたり、旅行に行きまくったり、とにかく時間が許される限り積極的に色々なことに挑戦・参加してみました。時には体力的に限界を迎えて倒れたこともあったり、迷惑をかけてしまった人もいたと思います。ごめんなさい。でも、この1年間エンジニアだけでなく色々な職業の方と出会い、本当にたくさんのことを学ばせて頂いたりコネクションを作ることができました。22歳の1年間何を思ってどんなことに取り組んできてどんな学びがあったのか今から時系列に纏めていきたいと思います。

ちなみにこの記事はめちゃくちゃ長くなっております。書き終わってびっくりしました。最初の方は完全に個人的なお話なので4-5月のあたりから読んで頂けると、就活やインターンシップへの参加の際に少しは役に立てるような内容になっているかと思います。あくまでも個人的に思っているお話なのでその点はご了承お願い致します!

1月-2月 卒論と旅行

卒論におわれる日々

1月はとにかく卒論に追われる日々を過ごしていました。2月の初めに卒論発表会があるにもかかわらずユーザー実験を1月になってから実施して、その結果を爆速でまとめ上げる作業をひたすら行っていました。卒論発表会ギリギリまで卒論を書いていて、このころの口癖は「やばい、卒論間に合う気がしない」だった気がします。それでもなんだかんだで発表までには間に合い、早稲田大学基幹理工学部を無事卒業することができました。

とにかく旅行に行きまくった日々

卒論発表会が終わった2月は研究室同期やサークルの同期や友達などとスノボや国内旅行に行きまくりました。サークルの友達はほとんど文系の人なのでみんな卒業してこれからあんまり会えなくなると思うと少し寂しかったです。普段の生活で仕事上毎日パソコンを触っていたので、目を休める目的で旅行を詰めまくった結果、九州(5日) → 高崎(1日) → 沖縄(3日) → 京都(2日) が連続して死にそうになりながら楽しんでいました 笑

3月 学会発表と社員旅行と早稲田卒業

3月は引っ越しから始まり、福岡での学会発表、4年間通った早稲田大学の卒業、友人と起業したキュリーの社員旅行、草津への旅行、SRC@Fukuokaの演出とイベントが盛りだくさんでした。

福岡での学会発表

福岡の学会発表へは同じ研究室の同期4人で行ったのですが、Airbnbを借りて4日間宿泊したので学会発表という雰囲気よりは楽しい福岡旅行にきたという感じでした。発表の時間以外は熊本に車で出かけたり川下りをしたりと北九州を満喫しました! 発表した資料は以下のリンクで確認できます。

またまた旅行

学会発表終了後は、サークルの同期と草津に旅行に行ったり、2018年11月に立ち上げたQulii(キュリー)という中高生向け学校外プログラム紹介サービスを運営するメンバーと一緒に初めての社員旅行に行ったりしました。

SRC@Fukuoka

さらに3月には私が大学1年生時からアルバイトしている子どもの理科離れをなくす会の主催する日本初の実機型STEAM×e-Sportsの大会であるSRC(Space Robot Contest)の演出担当として再び福岡へ出張に行ってきました。子どもたちが自律型のロボットプログラミングを行い月面に見立てられたコース上で決められた課題をこなす課題で、大型のスクリーンやスピーカーなどを駆使して選手やロボットをリアルタイムで中継したり得点をリアルタイムで表示するシステムの制作など色々と携わらせて頂きました。

4月-5月 大学院入学と感情の変化

4月には早稲田大学大学院の基幹理工学研究科に入学しました。キャンパスも研究室も周りのメンバーも同じなので大きな変化は特に無かったですね。

私は受託で様々な企業さんや団体さんから依頼を受けてウェブページやコーポレートサイトの制作を行なっているのですが、5月には株式会社サイエンス・ラボ様のコーポレートサイトの制作を依頼頂き担当させて頂きました。その他にも子どもの理科離れをなくす会様や国際科学教育協会様の既存コンテンツの改修等も行わせて頂きました。

感情の変化

4月~5月、私にとってこの期間に大きな感情の変化がありました。この辺りで色々なことに積極的に参加して一生懸命挑戦している親友の影響を受けて自分の考え方が大きく変わりました。私は将来ウェブエンジニアとして就職したいという漠然とした思いがあったのですが、今までインターンシップに参加したことがなく自己流でWordpressのテーマ作成をメインに同じような作業しか取り組んできませんでした。CSSやPHPは長い期間触れてきたので、ある程度技術力はあるけれどもこれは本当に社会で通用するものなのか?同じことばかりやっていて新しいことにチャレンジしなくていいのか? こう思うようになりました。親友はどんなに時間がなくても、自分には難しいと思っていることでも挑戦だと思って積極的に挑戦していてこの人凄いな、、自分も頑張りたいなと思えるようになりました。

このことがきっかけで、2019年夏のインターンシップに積極的に参加・挑戦してみようと思うようになりました。

結構、私のことを知ってくれている人はめちゃめちゃ技術力が高いと言ってくれる方が多いのですが実は本格的にウェブアプリケーションの制作を行い始めたのは、この頃からなんです。まだまだ初心者です。

何事でも迷ったらとりあえず挑戦してみることが大切!

6月 サマーインターンへの応募と学会発表

インターンシップへの応募

先ほども話した通り、とりあえず挑戦してみようという気持ちになりサマーインターンシップへの応募をしました。挑戦という気持ちで、自分にとってはレベルが高い企業さんもES(エントリーシート)を提出しました。社名を出すと、チームラボさん・クックパッドさん・Yahoo Japanさん・リクルートさんの4社です。幸いにもコーポレートの作成などを行なっていたので、制作実績を武器に一生懸命インターンシップへ参加したいという気持ちが伝わるように面接でプレゼンを行いました。

すると、驚くことに応募させていただいた4社中4社全ての企業さんからインターンの受け入れを認めて貰えました。やはり少しレベルが高くて自分には無理だと思う事でも積極的に挑戦してみることは本当に大切なんだなとこの時初めて実感しました。この記事を読んでくださっている方にも少なくともこの事だけは伝わればいいなと思います。

ちなみに私は喋ることがあまり得意ではないので自分が伝えたいことを忘れずに全て伝えられるようにスライドを作成してノートPCで持って行きその資料を使用しながら自己紹介プレゼンを行なっていました。少なくとも私が面接を受けた企業さんでは自己紹介でスライドを使うななどと言われることはありませんでした。参考までに当時使用していたスライドを載せておきます。

学会発表とプロジェクトサイト作成

スペースバルーンプロジェクト(SBP)という小学生や中学生が作成した宇宙観測機器を宇宙にバルーンで打ち上げて宇宙の塵や気圧データや映像を分析したりするプロジェクトに携わっておりそのプロジェクトサイトのLPの作成を担当しました。基本的に私に来る仕事にはデザイナーが付かないので1人で必要な機能や要素、そしてデザインを考えてPhotoshopやIllustratorで素材を作成して実装を行うというところまで行なっています。夏のインターンシップで多くのデザイナーさんと知り合い、デザイナーって凄い!ってなりました。

6月には再び石川県の金沢大学で開催された第14回ARG 「WEBインテリジェンスとインタラクション」研究会にて「ウェブページの構造と顕著性マップの組み合わせによる重要領域の視覚化手法」というタイトルで研究発表を行なってきました。発表資料は、3月に発表したものとほとんど同じですが載せておきます。

7月 起業

7月には私の母校でワークショップを3回開催したり、昨年(2018年)11月にリリースしたメディアを運営する会社としてキュリー株式会社が誕生しました。

キュリー株式会社誕生

昨年(2018年)11月にリリースした中高生向け学校外プログラム紹介メディア(Qulii)を始めとして、中高生向けワークショップの開催や関連サービスの運営としてキュリー株式会社が2019年7月5日に誕生しました。

この頃からお問い合わせフォームを通して弊社でインターンをしたいという高校生や大学生が何人か現れ、こんなにも積極的な高校生や大学生がたくさんいるんだなと感動しました。

8月-9月 インターンに熱中する日々

8月と9月は本当にインターンに参加しまくる日々を過ごしていました。お盆以外の夏休みはなく、全力で技術を学びに行っていました!

チームラボでのインターン

まず始めに参加したのが2週間のチームラボさんのインターンシップでした。今までインターンに全く参加したことがなかったので、どんな人が参加するのかとても緊張していました。実際にインターンが始まってみると皆さん本当に話しやすい人ばかりで、インターンで一緒だった人と今でもたまにご飯に行ったり話したりする仲になりました。インターンで何をしたのか、どんなインターンだったのかについては以下の記事に纏めているのでそちらをご覧ください!

クックパッドでのインターン

次に参加したのがクックパッドさんのインターンでした。クックパッドのインターンは前半5日間で講義形式で技術を学び、後半5日間は実際の業務に携わるOJTとデザイナーとエンジニア1人ずつでペアを組みチーム開発を行うPBLの2つに分かれます。前半の講義パートではAPIの作成、IOSやAndroidのモバイルアプリ開発、インフラとアプリケーション開発の流れ一通りをぎゅっと詰め込んだ内容で非常に難易度は高かったですが勉強になりました。講義パートの内容を社員の方がブログにまとめてくださっているので載せておきます!

後半5日間は、私は今まで個人開発が多くしっかりとしたチーム開発をやった経験が浅かったのでチーム開発を行うPBLを選択しました。5日間で課題発見からインタビュー・アイデア出し・プロトタイプ作成・実装・発表まで行わなければ行けなくて結構大変でした。「料理をするユーザーを楽しくさせるサービス開発」がテーマだったのですが、なかなか最後のアイデアを固めるのに時間がかかってしまい、実装が1日半しかないという危機的状況でしたがペアのデザイナーさんもとても優秀な人で話しやすくなんとか形になりました。やはり開発に置いてコミュニケーションってとても大切だなと実感しました。作成したアプリケーションをβ版としてリリースしているのでもし興味がありましたらぜひ使ってみてください!

Yahoo Japanでのインターン

9月に入りYahoo Japanさんでの5日間の短期インターンに参加しました。YahooではO2Oコースというコースに参加して、エンジニア4人とデザイナー1人の合計5人でチームを組みYahoo!チケットの実際のプロダクトに新たに機能を追加するというものでした。NDAの関係であまり深くは語れませんが、既存のサービスには気になるチケットをお気に入りとして登録する機能がなく気になったチケットがあっても気付いたら期限が過ぎていて買えなかったというユーザー層に向けてお気に入りと販売終了アラートを行う機能を提案し、実際に機能追加を行いました。

リクルートでのインターン

最後に参加したインターンはリクルートさんの Recruit Internship for Specialist 2019 -ENGINEER- でした。こちらのインターンではまず始めにインターン生が集まり顔合わせをした際に自己紹介をするのですがエンジニア参加者が9名と非常に少なく皆さんびっくりするぐらい優秀な方々で驚きました。リクルートのインターンではそれぞれのインターン生が各事業に1人ずつ社員さん同様に配属させていただき実務をする為、集団インターンではなく個別の1ヶ月の長期インターンという感じでした。

私は、SUUMOスマホサイトのKR(戸建流通)というチームに1ヶ月間実際にジョインさせて頂き、社員さんと共にサイトの効果改善の企画・要件定義・設計・実装・テスト・分析までを行なわせて頂きました。実際に1ヶ月間インターンに参加してみて技術面だけでなく、思考力や提案力を含めてかなり成長できたように感じています。インターン生が成長できる環境を提供して下さるので、その環境を上手く使いこなすかはインターン生にかかっていると思いました。また、自分が何を学びたいのか?またそのためにはどのように行動すればいいのか?を意識してインターン期間中行動することで学びの量や質は変わると感じました。このインターンを通して王道の開発という側面以外にも「他人からの意見や提案を待つのではなく自分から意見や提案を行うことの大切さ」を学べたと感じています。

インターンシップの内容は以前ブログにまとめているので是非興味がある方はご覧ください!

LT会での発表

8月・9月と様々なインターンシップに参加してきましたが、最後にリクルートのインターン生代表としてリクルートのインターンってどんな内容なのか?どんな人におすすめなのか?を紹介するインターンLT会で登壇する機会を頂きました。同世代のエンジニアが120名も集まりその前で発表とのことだったので僕なんかが発表していいのかという疑問とともにすごく緊張しながら発表していました。このLT会をきっかけに繋がりを持った企業さんやエンジニアの方々もたくさんあり、何事もチャンスは捨てずに受け取ることは大切だと実感しました。

10月 ハッカソンに初挑戦

ハッカソンHack Bowlに挑戦

8月と9月様々な企業さんのインターンシップに参加して私自身もっと色々なことに挑戦して行きたいと感じるようになりました。今まで私はハッカソンに出場した事がなかったので、大学の研究室のメンバーやインターンシップであった人に声をかけてチームを作成してHack Bowlというハッカソンに出場しました。

「2021年にエンジニアが当たり前のように使用するサービス」というテーマにエンジニア3名とデザイナー1名のチームで取り組みました。私は発表資料の制作を行ったりチーム全体の進捗を管理しながらデザイナーとエンジニアの架橋になるいわゆるプランナー的役割とReact NativeとCSSでUI部分の実装を行うフロントエンジニア的役割の2つを担当しました。初めての経験だったので最終発表ギリギリまで実装を行っていてもう少し計画的に最低限の実装に絞って取り組んだ方が良かったのかなと反省しています。

私たちは、名刺作成の煩わしさとエンジニアが日常において名刺を持ち歩かないというポイントに着目して、よくある名刺管理アプリではなく「名刺を簡単にその場で作成してすぐに交換可能」なQRコード名刺アプリケーション「Meish」を提案しました。サマーインターンシップから学んだことを生かして、特に現段階においてエンジニアの名刺に関する問題を取り上げ実際にアンケート等で調査を行い根拠を持ったうえでアプリケーションの必要性を主張するということに重点を置いて中間発表や最終発表を行いました。その結果、発表の妥当性やデザインのすばらしさや完成度の高さなどを評価していただき総合3位とエキサイト賞のダブル受賞をすることができました。

スペースバルーンプロジェクトの成功

6月頃から関わっていた小中学生の作成した宇宙観測機器を宇宙に打ち上げて観測をするスペースバルーンプロジェクト(SBP)を宮古島で行いました。私は時間の関係で現地へ向かうことができませんでしたが、打ち上げた2台の観測機はどちらも打ち上げ成功し、バルーンは破裂後海面に着水した観測機もどちらともGPSを使用して回収が成功しました。観測機器に搭載していたセンサーやカメラなどの装置も1台も故障せず宇宙から帰還し、メモリーにはテレビでしか見たことがない映像が記録されていて感動しました。観測機器の製作過程や打ち上げの様子など素晴らしい映像を一つの動画に編集しましたので是非興味がある方はご覧ください!

11月 自分を追い詰めまくった期間

11月は滋賀県立体育館で行われたSRC16の運営、キュリー株式会社の主要メンバーでの合宿、就職活動、クックパッドでの長期インターン開始など自分の中で過去で一番忙しいといえるほど色々なことに挑戦・参加しました。

SRC16の運営

日本初の実機型STEAM×e-Sportsの大会であるSRC16(Space Robot Contest)ですが私はこの大会の広報・ウェブサイトの作成・当日の会場の演出・CM制作・得点集計システムの制作など本当に様々な領域に携わらせてもらいました。

広報の一環としてウェブサイトの作成も行っていたのですが、こちらの大会直前2週間前に私にとって初めての経験?災難?がありました。それはハッカーによるクロスサイトスクレイピング(XSS)の発生です。もちろん、XSSの存在は知っていましたがまさか自分が管理しているサイトで発生しないだろうと安直な考えでいました。実際に発生してみるとどうすることもできず、サーバーごとやられてしまっていてサイトにアクセスすると全く知らない通販サイトに勝手に移動したりGoogleで検索するとタイトルとディスクリプションが全く別の物に書き換えられていてせっかくSEO対策で1位に上がっていたものが水の泡になってしまいました。

こちらの大会のシステム関連はすべて私一人で管理していたのですが、大会直前に発生していて多くの参加者がこちらのサイトから情報を得たりお申込みも行っていたため、迅速な対応が求められました。私はこの時、同一サーバーの使用の継続は困難であることや同一ドメインに多数のシステムが動作しているという2点から別ドメインの取得・別サーバーの契約を行い大会関連サービスのみそちらに移行するという判断をしました。

結果的にトラブル発生から3時間後には大会関連のすべてのサービスを移行完了して強制的に以前のサイトから新サイトにユーザーを移動させるようにすることで大きなトラブルを防ぐことができました。また、1週間後にはSEOも回復して大会当日までには完全に元通りにすることができました。私にとって初めての経験でとても驚きましたがXSS対策を含めたセキュリティ対策の大切さを痛感した事件でした。色々とありましたが、ある意味一つの学びだと思っています。

その他にもCGを使用したオープニングビデオやCMを作成したりと映像面も色々と頑張りました。興味がある方は30秒程度の物なのでぜひ以下のリンクからご覧ください!

クックパッドでの長期インターン

夏のインターンシップに参加して個人開発では学べないことがたくさんあると実感したため、お世話になったクックパッドさんにお願いして11月から長期インターンに参加させて頂くことになりました。私が色々と開発の中で意見を提案したいタイプであることやビジネス側面まで広くプロダクトを見たいということから2019年春からスタートした新規事業である「おりょうりえほん」のチームに配属させて頂き、ウェブエンジニアとして会員申込導線や会員専用サービスの開発に携わらせて頂いています。

こちらのチームにはエンジニアがほとんどおらず私がシステムを主軸で開発させて頂いており、追加機能を頂いた際に意思決定をする場面が非常に多く常にワクワクしながら開発をさせて頂いています。また私が開発したものがすぐに実際のプロダクトに反映されユーザーさんからの意見を直接お聞きする機会も沢山あるのでやりがいがすごいです。開発にRuby on Railsを使用しているのですが今までしっかり使用したことがなかったのでまだまだ勉強しなければ!という感じです。

就職活動

就職活動も本格的に11月から始めました。ウェブ系の企業さんって本当に就職活動早いですよね。私は主に夏にインターンシップでお世話になった企業さんを中心にある程度就活の軸を自分の中で決めた上で選考を受けました。私自身個人開発で様々なプロダクトを開発した経験があり、自身が作成したプロダクトを実際にユーザーに使用していただきそのフィードバックを頂くことが開発におけるモチベーションになっていることや、エンジニアとして働く中でただ技術を使用して開発するだけでなくエンジニア視点から提案等があれば積極的に行いたいという思いから以下のような軸を設定して企業選びを行い。面接でもこの思いを伝えました。

結果的に、ヤフーさんやサイバーエージェントさんをはじめとして選考に応募させて頂いたすべての企業さんから内定を頂くことができました。就職活動についてはまた別で記事を書こうと思いますが、開発スキルはもちろん大切だと思いますがそれ以上に開発に対する熱意や人の好さ(一緒に働いて楽しいと思えるか)や実際にアウトプットとしてプロダクトを作っているのかなどを重点的に人事の方は見ているように思います。

12月 長期インターンと新規事業開発

最後に12月ですが、11月に引き続き就職活動とクックパッドさんでの長期インターンシップに参加させて頂いていた他にも、弊社(キュリー株式会社)の新規事業開発の計画を行ったりミラコン(未来の教育コンテンツEXPO 2019)の運営をしていたり、自社オフィスを持つようになったりと大忙しでした。

自社オフィス誕生

東京都新宿区高田馬場にオフィスを借り始めました。弊社では中高生向けメディア(キュリー)以外にも様々な企業さんや団体さんと共同でワークショップを開催したり、地方の中高生が都内でイベントを開催したいけどお金がなくて場所が借りれないというときに貸し出しを行えるスペースとしてオフィスを活用しています。色々な方が訪れやすいかつ私たちも行きやすい立地ということでかなり地価が高いですが高田馬場という地を選択しました。

オフィスを持ち始めたことで今まで以上に活動の幅が広がると思うので今後ますます色々なことにチャレンジして行きたいと考えています!!

今年一年のまとめ

伝えたかった事

長くなりましたが今年のまとめです。2019年は私にとって本当に学びと経験の年でした。色々な企業さんでインターンシップに参加させて頂いたり、自社の活動をどんどんと広げていったりと、、またその中でエンジニアをはじめとしてデザイナーやプランナーの方々や企業の社員さん・社長さんなど本当に様々な職種で様々な考え方を持っていらっしゃる方々とお会いしてお話をする機会を頂きました。

でもこのように様々なことにチャレンジできたのは5月ごろ悩んでるぐらいだったら多少忙しくても挑戦してみるという考えに変われたことが一番大きいと思います。

私はたまたまエンジニアを目指すということでインターンに積極的に挑戦してみたことが最初のきっかけでしたが、皆さん誰でも何か一つぐらい全力で挑戦したい!これやってみたい!と思っていることがあるとはずです。ただ、それらの多くは「きっと私には僕には無理だから出来ないと思う」・「あの人はすごいなぁ..」 で終わってしまっていると思います。実際に私もそうでした。

しかし、自分には難しいと思っていることにいつかは挑戦しないとずっとそのまま何も得られずに終わってしまいますよね。。いつかチャレンジするなら、そしてやらなくて後悔するぐらいならとりあえず失敗してもいいやという気持ちで挑戦してみることは特に私のように学生のうちはすっごく大切じゃないかなと思います。

私は普段一つだけ心がけていることがあります。それは基本的に人からお願いされた仕事やタスクは不合理なものでなければすべて受けるということです。多少忙しくても色々な方から依頼を頂きお仕事をご一緒させて頂くことでその人から新たな人脈のネットワークが広がったりすることが多いと思います。エンジニアという職業柄パソコンと向き合って一人で作業していればいいと思う人も多いと思いますが僕はそう思いません。人と会話しなければまず仕事を頂けないし、色々な人とコミュニケーションを取りながら開発を行うことで一人では気付かなかったことに気付けたりして最終的にはいいプロダクトが出来上がると思います。

結果的に来年(2020年)、今までに経験したことがない規模の開発をすでに頂いています。まだパブリックには言えませんが、この仕事私に任せてもらって大丈夫なの?って思うぐらいの規模感です。でもせっかくお話を頂いたからには最後までしっかりとやり遂げてあいつに任せてよかったと思ってもらえるように頑張りたいと思います。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございました。想像よりはるかに長くまとまりのない記事になってしまいました。

今年、私に関わってくださったすべての皆様、本当にありがとうございました!そしてこれからもよろしくお願い致します。2020年は今年よりもさらに色々なことに挑戦していきたいと思っていますし業種関わらず色々な方とお話しできればと思っていますので是非ご興味がある方は以下のTwitterにDMをお願いします!!

Twitter: @inagaki_yuya

良いお年をお迎えください~

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Qulii

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